輪入道(わにゅうどう)

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輪入道(わにゅうどう)


輪入道(わにゅうどう)は、鳥山石燕の妖怪画集『今昔画図続百鬼』にある日本の妖怪。

画図では炎に包まれた牛車の車輪の中央に男の顔が付いた姿として描かれており、解説文には以下のように述べられている。

車の轂(こしき)に大なる入道の首つきたるが かた輪にてをのれとめぐりありくあり これをみる者魂を失う 此所勝母の里と紙にかきて家の出入の戸におせば あへてちかづく事なしとぞ

輪入道は自分の姿を見た者の魂を抜いていき、「此所勝母の里」と書いた紙を呪符として家の戸に貼ると、輪入道が近づくことができないという意味である。「此所勝母の里」とは、中国の儒家の始祖・孔子の門人である曾子が「母に勝つ」の名を嫌って勝母の里に足を踏み入れなかったという『史記』「鄒陽列伝」での逸話が由来とされている。

石燕の輪入道は、1677年(延宝5年)刊行の怪談集『諸国百物語』巻一「京東洞院かたわ車の事」で、京都の東洞院通に現れたという車輪の妖怪「かたわ車」のことを描いたものとされており、『今昔画図続百鬼』で別々の妖怪として描かれている片輪車と輪入道を同一のものとする解釈もある。『今昔画図続百鬼』の輪入道は男性、片輪車は女性として描かれているが、1743年(寛保3年)の雑書『諸国里人談』の刊行から片輪車が女性として描かれ始めており、『諸国百物語』の刊行年である1677年を起点として、同一のものである片輪車が、片輪車と輪入道という2つの妖怪に分岐したとの説もある。(wikipediaより)


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